地震で気付いたマンションのメリット・デメリット
先週末は、久々に大きな余震がありました。
現在のマンションに住むようになって約1年半。
今回の地震で、災害時におけるマンションのメリット、デメリットが見えてきました。
まずはメリットから。
・建物が丈夫で倒壊の心配がない
特に新耐震基準となった1981年以降の建物は、まず倒壊の恐れがありません。
これらのマンションが倒壊するならば、町全体が壊滅しているでしょう。
・液状化でも建物全体が傾く心配が少ない
戸建てに比べ基礎がしっかりしているので、建物全体が傾き使えなくなる心配がありません。
但し、配管がずれるなどで、水道やガスが使えなくなる心配はあります。
液状化の有無に関係なく、コンクリートの重みで、わずかに傾くことはあるようです。
・自分以外に、誰かがいる安心感
戸建てで両隣の家が留守だと、その孤独感は半端ではありません。
マンションならば、同じ建物内に誰かがいます。
管理人が常勤しているマンションならば、特に安心です。
・津波で流される心配がない
東日本大震災においても、鉄筋コンクリートの建物は流されずに残っていました。
そしてデメリット。
・高層階は揺れが大きい
倒壊を防ぐため、建物全体がしなるようにできているため、仕方ありません。
被害も大きくなるようです。
・停電になると水道が使えない
戸建ての場合、浄水場からの水圧で水が出ることもあります。
マンションは、ポンプで水を汲み上げるため、停電になると水道が使えなくなります。
・エレベーターが使えなくなると、陸の孤島となる
10階以上の階で、エレベーターが使えなくなると、身動きが取れません。
5階~6階くらいまでなら、階段でも何とか生活できそうです。
7階~8階だと、どうしても外出しないといけない場合は、階段を使えます。
・太陽光発電のソーラーパネルを取り付けられない
屋根(屋上)やベランダは共有部分ですので、勝手にソーラーパネルの設置ができません。
地震とは直接関係ありませんが、停電時には有効な設備だと思います。
我が家は、幸いにも10階建ての2階です。
そのため、上に挙げたデメリットのうち、該当するのは2つだけ。
水道が使えなくなること、ソーラーパネルを設置できないことです。
今後、住み替えることがあれば、マンションなら2~4階で選びたいと思っています。
2階~なのは、1階だと豪雨時に冠水する心配が拭えないからです。
子どもが大きくなったら、戸建てに引っ越そうと考えていたのですが、しばらくはマンションに住みたいと思います。
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